胡蝶蘭の生産地

先週は、台湾の胡蝶蘭の主な生産地である台南へ参ってきました～！
台湾の東南部にある台南は、約3～400年ぐらい前に中国系移民にすかれた移住地であったので、旧台湾の首府と知られており、その為、文化面や風俗などにも昔ながらの面影が残っています。特に、台湾の庶民料理の多くは台南から生まれたと言われています。
 それに、台湾で最も面積の広い嘉南平原の恵まれてきたので 、農業の技術が進み、台湾での農業大県でもあります。

特に、台湾の「胡蝶蘭」に関する育種＆育成技術が他国より優れていることに政府は気づき、2008年に＊台南県にある烏樹林（うじゅりん）で蘭花生物科学園区を成立しました。

外から見る温室

温室内部

 この蘭花生技園区の総面積は、175ヘクタールという物凄くの広さもあり、現在はここで生産温室や、品種研究室、事務所など設立する企業は100社以上もあるという。
 見学はいつでも出来るそうなので、皆もぜひ、行ってみてくださいね！


＊台南はもともと県と市が2つ分けられていましたが、今年になり合併して「台南市」になりました。そのほかは、台北県は 新北市となり、台中県が台中市と合併し「台中市」に、高雄も県が市を「市」になりました。